夏本番を迎えるこれから、衛生的な食事づくりはできていますか?

食中毒といえば、飲食店や宿泊施設と思われがちですが、実は家庭でも多く発生しています。

買い物から自宅に戻るまでの食材の管理も意外と大切。

また、冷蔵庫に入れておいても、外気温が高い今の季節、
ドアの開け閉めが多いと食材の日持ちが悪くなり腐敗が進む場合も・・・

食中毒の予防の3原則は「つけない、ふやさない、やっつける」です。

賞味期限の確認をはじめとする食材の管理や
調理時にしっかりと加熱し、保存方法や期間を見直していきましょう。

意外と見落としがちなのが、調理前の手洗い、食事前の手洗いです。
基本中の基本、普段からしっかりと実践できるといいですね。

また、夏は、練習時間が長くなるなどで、お弁当を持参する場合も。

チームや学校では、お弁当を涼しいところで保管するなど方法を検討したり、

ご家庭では保冷容器や保冷剤を使う、
しっかりと食材を加熱して十分に冷ましてからお弁当箱に詰める、
調理器具に適宜アルコールスプレーを利用するなど、
家庭でできることを行って、お子さんをサポートしていきましょう。

私のサポートする選手が所属するチームの中では、お弁当に麺類が流行っているそう。
そうめんやうどん、中華麺を凍らせて、お昼には食べごろだとか。

食欲がなくなりがちな夏を乗り切るためには、お子さんの食べたいもののリクエストに応えてさしあげるのもいいですね。

夏場の体重減少をいかに食い止めるかが、秋以降のコンディションにかかわってきます。
選手を食事づくりで応援していきましょう!

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公認スポーツ栄養士 上木あきこ
RainbowRingProject では、アスリート寮や合宿の食事の食環境コンサルティング(献立提供、衛生チェック等)を行っております。
ご興味がある方はお問合せくださいませ。