小学校のキャリア教育の一環で、職業について学ぶとして公認スポーツ栄養士の職業について授業をしてきました。

こうかれこれ5年目になります。

子どもたちにはこんなに楽しい職業であることを伝えるために、

他の職域の友人栄養士に情報をもらいながら、毎年資料をブラッシュアップして臨んでいます。

その中でも年々感じるのが、「スポーツをする上で食が大切だということをすでに知っている」児童が多いということ!

また参加の動機が、
「スポーツをしているから」
「勝つための食事を知りたい」というすでに目的がはっきりしていたり、

「自分に必要な食事の組み合わせを知りたい」
「今食べている食事がいいのか確かめたい」など、
より食に対し、具体的な意識をもって授業を聞いてくれました。

これも、「スポーツ栄養士」という単語自体に、スポーツには栄養に配慮が必要?と感じさせるからかもしれません。

そしてアスリートをサポートしていて心から感じるのが、体づくりの基本は子どもの時の食であるということ。

スポーツを始めたり活動量が増える小学生からは特に、
運動量を加味したうえで、健やかな発達発育を考えた、より実践的な食育が必要だと思っています。

机上の空論では意味がありませんから…

個人差も大きいこの時期に、適切な食事がとれる環境であるかどうかが、未来につながると感じます。

たった1時間の授業の間ですが
「今日から食事をがんばってみよう!気にしてみよう!」と背中を押せたらいいなと思っています。

そして、早速いただいた感想の中には、自分の気づきとこれからの意気込みが列挙されていて、胸をなでおろした次第です。
(そして毎年「私の母は管理栄養士です」というお子さんがいらっしゃいます笑。光栄)

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公認スポーツ栄養士 上木明子