全国的に梅雨入りし、ジメジメとした湿度の高い日が続いていますね。気温のアップダウンも大きいので、体調管理に一段と気を使います。

この時期は、気温が真夏ほど高くなくても熱中症が起こりやすいです。からだがまだ暑さになれておらず、暑さに対する抵抗力が弱いから、といった、からだの条件も大きな要因です。梅雨の晴れ間には特に気をつけてくださいね。

その他、”暑さ”という環境の条件も熱中症に関係しますが、”暑さ”を決めるのは気温だけではありません。湿度、風、照り返しや輻射熱なども同時に関係してきます。これらを考慮して、熱中症のリスクを示すものが『暑さ指数(WBGT)』というもの。

特に運動時には、気温がそこまで高くなくても湿度が高ければ熱中症のリスクが高くなります。室内での競技や、トレーニング中も要注意!

環境省から、全国各地の『暑さ指数(WBGT)』が公開されています。スマートフォンや携帯で見られるサイトもありますので、出かける前にチェックして対策に役立ててもらえたらと思います。(環境省 熱中症予防情報サイト)

アジサイ

管理栄養士・公認スポーツ栄養士

伊藤あゆみ