10月は、様々な試合や大会が続いたり、「試合期」という期間が多くの競技であります。

スポーツ栄養士としては、試合帯同や、実践的な試合前後の食事に対するアドバイスが多い時期になり、いつもより増して緊張感があります。

同時期に集中して毎年ご依頼いただいているのが、保護者向けの食育の講義のお仕事。

子どもが生まれて、離乳食の指導を受ける機会を過ぎると、
幼稚園、小学校、中学校に上がったとしてもなかなか食の勉強をする機会がないのが現実です。

試合も受験も同じですが、その直前だけ食事に気を付けていていたとしても、すぐに力を発揮できるものではありません。

普段とは違った緊張感の中でとる食べ物は、吸収率も悪くなっていることもその一因です。

日々の食生活を充実させた上で、練習を重ね、競技力をアップし、体力もつき、望ましい体格に近づき、勝利を得る、といったプロセス。

だからこそ、家庭でできること、成長の話しなど、自分の育児経験とスポーツ栄養をつなげてお話しすることが多くなりました。
小さいお子さんをお持ちのお母さんにも、ちょっと先の成長のこと、スポーツをするようになったらどうしたらよいのか、今できることは何か、そんなことが見通しをたてられるような内容をお伝えしております。

昨日のセミナーは、以前セミナーを受講してくださった方が、「是非みんなにも聞いてほしい」と、企画先にご紹介してくださり開催に至りました。
ありがたいつながりです。

育児本や書籍からは得られない実践的な講座を目指して日々ブラッシュアップをしています。

食事づくりは、お子さんのに対するサポートのひとつです。
スポーツと食育の観点から、お子さんの食事のこと、考えてみませんか?

RainbowRingProjectでは講師派遣も行っております。
自治体、学校、PTA向け、チーム、個人など、
ご興味がある方はHPよりお問合せをおまちしておりますlet0031-004

公認スポーツ栄養士 上木あきこ